プロフィール
『西島くんのいいところ、優しいだけしか思いつかなくなっちゃったよ。バイバイ』
彼女はそう言い残し結婚を前提に5年も付き合っていた私をいとも簡単に捨て去った
そして私は誓った。絶対に女に捨てられない。自分から女を捨てる側の男になってやると。
非モテな生い立ちと300人を抱くモテおじさんになるまで
目次
小学校では可愛い顔立ちとスポーツ万能でモテキャラ
そういう子モテますよね(笑)
小学校時代は割とモテキだったかもしれません。当時は小学生同士で付き合うという文化がなく、両想いの子(めいちゃん)とたまに一緒に帰るくらいの可愛い仲でした。
中学校ではアニメ、漫画に没頭しクラスのキモ男達のメンバーに
中学校ではアニメや漫画に没頭して暇があればオタク仲間と戯れてばかりいました。
ある年のバレンタイン後にクラスの優等生キャラの男がある女の子と付き合い始めたのです。
そう私の好きだった子(まみちゃん)と。そいつは大してかっこよくなかったのですが、勉強もできる上に運動部のキャプテンでした。当然人気が出ますよね。しかしながら顔の造形は悪くないという根拠のない自信を持っていた私はモテないことに腹を立てて女子を逆恨みしました。イケメンの俺を理解しない女子共めと。そしてそれを実際に口にして女子連中から迫害を受けたのです。このキモオタめ!と。その一件で女性に恨みを抱いた西島は女のいない男子校に進学し非モテ暗黒時代に突入します。
非モテをこじらせ21歳まで彼女いない歴=年齢の童貞
当時は20歳を超えても童貞だとヤラハタなどと揶揄されていじられました。
大学の友達に次々に彼女ができ童貞を卒業します。そして中学の同級生のオタ活をしていた友人にも彼女ができたのです。その時はさすがに絶望しました。なぜ俺がこんな目に合わなければならないんだ。決してブサイクではないはず。なぜだ。自問自答を繰り返しては絶望する日々でした。
見かねた友人が開いてくれた合コンで可愛くない彼女をつくる
彼女ができなくて絶望していた私を見かねた友人が合コンを開いてくれました。そこで出会った1つ上の女の子(ゆうこ)と出会ったのです。童貞の私は自分から積極的に話すこともできませんでしたが、どうやらゆうこは私を気に入ったようで、携帯電話の番号を交換し、後日デートをして告白。付き合うことになり無事童貞卒業(21歳)今考えてみれば、どう見てもとりあえず彼氏が欲しい女の子が用意周到に仕組んだレールに乗っかっただけでした。
それから5年が経った
可愛くなかったけど性格が合ったゆうことは大学卒業後も付き合い続け、平日は仕事終わりにデートし、週末はお互いの家に入り浸るという生活が続きました。5年も付き合うと結婚を意識し始るのも当然の流れでしょう。当時、結婚願望が強かった私は日に日にその思いを募らせていったのです。
そんな私とは打って変わってゆうこの私への態度が徐々によそよそしくなっているのを感じていました。私は、他に男がいるなど全く疑わずに自分の態度が悪いからではないかと思い、彼女が喜びそうなことを必死になってやりましたが、敢え無くフラれました。『西島くんのいいところ、優しいだけしか思いつかなくなっちゃったよ。バイバイ』の言葉を残して。
案の定、新しい彼氏候補がいて乗り換えられたわけですが、当時の私は自分を責め続けました。
リアルな女性に絶望しアイドルに没頭する
いくら考えても答えが出なかった私は次第に現実の女性よりもアイドルを追いかけることに没頭していきました。こんな可愛い子達が笑顔で手を振ってくれている。元々オタ気質のあった私がドはまりするのに時間はかかりませんでした。各地にライブ遠征に行ったり握手会に行ったり、そんな生活が2年ほど続いたのです。
偶然参加した合コンで衝撃の事実を突きつけられる
ある日、数合わせで呼ばれた合コンで頭をカチ割られるような衝撃的な体験をします。
なんと合コンに大学の同級生、ゆうこの友人が偶然参加していたのです。向こうも私に気が付き話しかけてきました。そして懐かしい色々な話をし、話は当然ゆうこの話題に及びました。
私:ねえ、ゆうこって元気にしてるのかな?今でも遊んだりするの?
同級生:あんた自分で振っておきながら未練あるんだ笑 たまに遊ぶよ。てか去年結婚したよ。あんたと別れた後に出会って付き合った彼氏と。知らなかったの?
私:え、、あ、そうなんだ、、知らなかったな
衝撃の事実を聞き「自分がフラれたんだ」「俺からその男に乗り換えたんだ」と言う気持ちも起こりませんでした。それからは上の空でずっと話を聞き流しているだけ。抜け殻のような2時間を過ごしました。
そして合コンの帰りに悟ったのです。女の子に優しくし尽くしても報われない。
真面目なだけの男は幸せにはなれないんだと。
それなら不真面目になって己の限界までモテてやる。そう誓ったのです。
がむしゃらに出会いを増やすが結果が出ない
モテるために、合コンや友人の紹介などあらゆる出会いの場に行き女の子と接点を持ちました。
しかし、上手くいくことのほうが少なかった。媚びた態度で女の子の機嫌をとり、非モテコミットを尽くした後にやっとセックスを恵んでもらうような情けない方法でしか成功することがなかったのだ。当然ながら当時は非モテマインドが隅々まで染みついており、そのような方法で女の子と仲良くなることが正しいと思っていたからである。所謂非モテコミットというやつだ。
そしてパンドラの箱が開かれる
ある日『ナンパ交流掲示板』というものを発見する。
そこで初めて『ナンパ師』という存在に触れるのであった。
そして合流したあるナンパ師からナンパブログやツイッターのナンパクラスタの存在を知らさせる。
私は帰宅しすぐさまネットでブログやツイッターをむさぼるように読み漁った。
まるで魔術師のようにセックスをいとも簡単に手に入れる彼らみて雷に打たれたかのような衝撃を受けた。
「なんだこの世界は。本当に現実なのか。」
あまりのショックと非現実的な世界にしばらく身動きができなかった。
そして西島はストリートナンパの道に足を踏み入れたのだ。
徹底した見た目の改善
理論を頭に叩き込み非モテマインドを克服
数えきれないほどのアポ負け
アラフォーの現在に至るまで300人の女性を抱いた遊び人に成長したのである。